2019年5月26日日曜日

MY WAYと my way

フランクシナトラの歌が好きでよく歌う。

ALL THE WAY, BLUE MOON, LOVE IS HERE TO STAY, MY FUNNY VALENTINE, ALL OF ME, THE DAYS OF WINE AND ROSESなどなど。

でも、MY WAYは歌わない。

できれば、シナトラにも歌ってほしくなかった。

歌詞の趣旨には少なからず共感する。そうだよなあと思う。だから、多くのシナトラファンがあの歌を彼の代表曲として愛してやまないのもよく解るし、コンサートの最後にシナトラが歌うMY WAYに観衆が総立ちで大歓声を送ることも不思議には思わない。

でもあの歌詞に共感することと、あの歌詞を人前で、大声で、熱唱することの間には大きな違いがあると思う。

人には二つの老い方がある。

晩年に向かうほどに他者に優しい視線と言葉を送るようになる人と、老いるほどに今の自分や過去の自分の行動の正当性を宣伝することに熱心になる人。

MY WAYを歌えと言われたら、替わりにGOOD LIFEを歌いたい。

なぜMY WAYを歌わないのかと問われれば、"Just because that's my way."と答えよう。

私がこれから歌う歌は、ラブソングだけでいいと思う。

これは自戒の宣言だ。

そもそもの話

2018年4月17日火曜日

山の恵み

母屋の北側の湿った庭には毎年たくさんのセリが出る

フキは敷地内のいたるところに生える

煮炊き用の薪を裏山から拾って来た
手でポキポキ折れるのを選んで拾う
元の家主さんからもらった籠が重宝する
まさに「お爺さんは山に柴刈りに」だ

そもそもの話

畳の行く末 その後

ツツジは花盛り



裏山への入り路に敷いた古畳はいまこんな感じ

そもそもの話

君、いい色してるね

蕗の葉の緑との対比がいい。
昆虫に詳しい友人によれば、オオキンカメムシというそうだ。

そもそもの話

2018年4月11日水曜日

自選 春の句


千年の煙に浮かぶ野火の人

散り初むる花や空き家にバックホー

散る花のまどいまとわる犬の鼻

散ってちって散って道辺に花の川

碧海

そもそもの話