2012年5月14日月曜日

未知との遭遇-材木屋編-

昨日は板金屋さんのあとに材木屋さんに来てもらって、材木の注文をした。 材木屋さんは、そのあとすぐ消防団の訓練があるとかで、その制服で現れた。(消防服ではない、念のため。勿論、消防ホースも抱えていない。)


まず、裸の古民家の姿に興味津々で、「結構しっかりしてますねー。梁なんかも垂れてないし。」から始まって、いろいろやりとりがあったが、それは割愛。

 注文には、実に如才なく丁寧に対応してくれた。荒壁パネルのことを話して、その受け材に使うことを説明した上で、希望の寸法と数量を伝えた。 

荒壁パネルのことは知らなかったが、大変興味を持って、あとでインターネットで調べてみるとのこと。 

パネルの仕様書で指定されている40x27以上の角材を、2700以上の長さで60本入用だと伝えたところ、こういう家だから洋材は使いたくないだろう、杉材であれば40x30x4000なら標準材として加工済み、乾燥済みがあるがどうだろうかという提案をくれた。標準から外れると特別に加工が必要になって余分なコストがかかる由。思ったとおりだ。 

長さが4000となると、本数の計算を始めからやり直さなければならない面倒を伝えると、「それなら取り敢えず45本持って来ますから、使わなければあとで返してくれればいいですよ。足りなければいくらでも追加で持って来ますよ。」 

実は、素人の自分が材木屋さんに直接注文するについては、あれやこれやいろいろ心配で気が重かった。まさに、上のような標準寸法の件もどんなものか悩んでいた。

が、やってみれば案ずるより何とやらで、かえって予想外に便宜を得ることが出来た。

ついでに、玄関のガラス戸補修用の木材も注文。これも、現物を見せると、さすが専門家のそつのない計算で、仕上がりより少し厚く広い杉板を6尺二枚と決定した。 

続けて、床板張りの構想を説明すると、それに合いそうな厚手の杉板の見積もりを送ってくれるとのこと。

最後に支払い方法を問うと、「二十日締めで請求書を送ります。」「じゃー、銀行振り込みでいいですか。」「そうして頂けると助かります。手数料は引いて送ってください。」だと。

「素人なんで、馬鹿なことも言うかもしれませんが、ぜひいろいろと教えてください。」と頼むと、「イヤー、こういうのは私も勉強になりますんで。」と返ってきた。

はなはだ便利で快適。まずはハーフビルドの順調な滑り出しとなった。 

と言っても、その滑り出しまで既に8ヶ月が経過していた。

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